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2010年12月6日更新 →バックナンバー
今回のテーマ

家の性能 2



前回に引き続き、今回は家の性能のお話しです。

「気密と断熱」
家の性能でとても大切になるのが気密と断熱です。


まず、気密が良い家とは、言い換えるならば「隙間の無い家」という事です。
「普通は新築の家に隙間なんて無いんじゃないの?」と思う方も多いでしょう。
しかし、実は完成してからでは目に見えない部分に隙間は沢山あります。
木造の家では基礎はコンクリート、その上の土台は木を使って建てますが、コンクリートと木の間には肉眼では見えない隙間が沢山出来てしまいます。(基礎、土台については「家の構造・工法 1」の回をご覧ください。)
また、サッシ(窓枠)を取り付ける際にも、サッシの鉄と木の間に小さな隙間が出来てしまいます。
この様に家の継ぎ目の部分には隙間が沢山存在します。
そして、その隙間から外気が入ってくる為、冷暖房を使っても快適に過ごせない家になってしまうのです。

そこで、隙間を極力無くす為に工夫をしてあげる必要が出てきます。
例えば「気密パッキン」と呼ばれる素材を基礎と土台、サッシの取り付け口などに挟むことで、格段に機密性能が向上します。

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気密パッキン(基礎・土台)

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気密パッキン(サッシ取り付け口)


気密と共に大切なのが断熱です。
気密を良くしても断熱が良くないと、壁や屋根などから屋外の暑さ寒さがどんどん伝わってしまいます。
また、急激な寒暖の差は結露にもつながります。結露はカビの原因となり、人体に影響をもたらす他に木材を腐らせることにも繋がります。
断熱性能を上げることで外部の影響を極力抑えることが可能になり、結露発生の防止にもなります。
もちろん断熱性能の良い家が住む人の快適な生活に繋がることは言うまでもありません。

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外張り断熱(ウレタンボード)

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吹付け断熱(発泡ウレタン)


断熱材の種類は非常に多いです。
一番ポピュラーなものとしてはグラスウール(ホームセンターなどでも見かけます)などが挙げられますが、断熱材の性能と「施工が容易か」、「施工後隙間が出来ないか」などを基準に選ぶ必要があります。

気密と断熱は家が完成してからでは見えない部分になりますので、検討している会社がどういった工夫をしているか良く調べておく必要があります。

次回は「木の特徴」についてお話ししたいと思います。


※くまがやねっと「住まいの作り方教室」は、くまがや館カルチャースクール「住まいの作り方教室」及びくまがや館発行書籍「住まいを家学する」を基に編集しております。
くまがや館カルチャースクール
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くまがや館発行書籍「住まいを家学する」はくまがや館にて取り扱っております。詳しくはくまがや館までお問い合わせください。


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取材記者:がくちゃん


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