1月8日(日)、電車で福島県の白河まで行ってきました。お目当ては「とら食堂」のラーメンです。白河ラーメンの元祖と言われるお店で、カップラーメンにもなるほどの人気店。知名度も今や全国区です。 |
白河駅 |
しかし、いかんせん場所が不便。白河駅からはとても歩ける距離でなく、バスで行こうにも1時間に1本あるかないかという状況。そこで今回は、行きはタクシー、帰りは事前に時間を調べておきバスを使いました。
お店に着くと周囲はのどかな田園風景で、開店前からすでに20人ほどが行列。遠方から来る人も多いそうで、隣のご夫妻は宇都宮から来たとのことでした。熊谷ナンバーの車も発見! |
とら食堂外観 |
手打中華(630円) |
肝心のラーメンはと言いますと、麺は手打ち、スープは無化調(化学調味料不使用)、さっぱりしているのにこくがある評判どおりの逸品で、チャーシューもいい味が出ており、一度食べておく価値はあると感じました。
なお、そんな不便な場所にある「とら食堂」ですが、2月23日(木)〜3月1日(水)の間、「福島県物産展」で渋谷駅東急東横店西館8階催物場に出店するとのことですので、興味のある方はこの機会に渋谷まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。 |
そして、もうひとつの目的が温泉。白河から栃木県の黒磯まで戻り、那須方面の温泉を目指すことにしました。
観光案内所の人の話を参考にバスの便と相談しつつ、今回は那須七湯のひとつ「大丸(おおまる)温泉」をセレクト。那須岳の標高1300mにある秘湯です。
黒磯駅からバスで50分かけようやくたどり着くと、そこは吹雪とつららの別世界でした。積雪も相当ありそうです。立ち往生している車や助けを求める人の姿もありました。わずか数十分でこんなに風景が変わるなんて…
付近のスキー場で遭難者が出たことも翌日のニュースで知りました。 |
大丸温泉発、黒磯駅行きの路線バス |
立ち寄った大丸温泉旅館は風情があり、くつろげる空間。湯は単純泉で内湯と外湯(混浴)があり、雪を見ながらぬるめの外湯に浸かっていると、しばし時の流れを忘れます。かつて乃木大将がこの湯をこよなく愛し、毎年この旅館を訪れたそうで、ゆかりの品々が展示してありました。また、この温泉は那須御用邸にも引湯されているそうです。 |
「快速フェアーウェイ」 国鉄色が懐かしい |
車内風景 |
さて、今回の移動では大宮〜黒磯間は往復とも「快速フェアーウェイ」(全席指定)を使いました。快速と言っても車両は485系の特急型。土休日に新宿〜黒磯間で運行される臨時列車で、新宿〜新潟を運行する夜行快速「ムーンライトえちご」の間合い運用です。
名称のとおり那須方面へのゴルファーを当て込んでいますが、一般客も多数います。車両は古いもののシートはリニューアルされており、走りもかくしゃくとしていてすこぶる快適。なかなかの乗り得列車です。また、熊谷から白河まで往復6千円近い運賃も、「青春18きっぷ」を使うことで2300円に抑えることができました。 |
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