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くまがやねっと情報局
2006年10月30日更新 →バックナンバー


上高地



 上高地は中部山岳国立公園にある日本の代表的な山岳景勝地で、穂高連峰の標高1500m付近にある山と水と緑の別天地。国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)にも指定されています。梓川の流れは目を見張るほど清らかで、間近にそびえる穂高連峰は実に雄大。現在は長野県松本市域に含まれ(旧南安曇郡安曇村)、温泉があり、穂高連峰や槍ヶ岳の登山基地にもなっています。


「河童橋」から穂高連峰を望む
「河童橋」から穂高連峰を望む
 上高地は通年マイカー規制が行われているため、一般車は沢渡の駐車場に車を止め、バスかタクシーを使います。この日はバスツアーでしたが、やはり沢渡からシャトルバスに乗り換えました。散策の制限時間は3時間。大正池、帝国ホテル、バスターミナル、いずれかからのスタートになり、我々一行は明神池を目指すため、バスターミナルを選択しました。そこから5分のところにある上高地のシンボル・河童橋から撮ったのが上の写真です。この日は大変な晴天に恵まれました。


 梓川に沿って散策コースを進むと、途中様々な自然美を見せてくれます。絶景ポイントでは思わず撮影会になってしまうのですが、それにしても水の純度は感動的です。川底まで透きとおり、個々の石までわかります。写真を見れば説明不要と思いますが、しかし写真では到底伝え切ることができません。
深みでは水がエメラルド色になります
深みでは水がエメラルド色になります

白っぽく見えるのは砂地、黒っぽく見えるのは水草です
白っぽく見えるのは砂地、黒っぽく見えるのは水草です

散策道はこんな感じです
散策道はこんな感じです

この辺は原生林といった感じでしょうか
この辺は原生林といった感じでしょうか

ちょっとした落ち込みでは水しぶきが
ちょっとした落ち込みでは水しぶきが

ふと見上げると雄大な山々が見えます
ふと見上げると雄大な山々が見えます


 そして、ようやく明神池に到着。河童橋から普通に歩けば約1時間の場所ですが、写真撮影や寄り道をしていたため、1時間半以上もかかってしまいました。ここは神社内の池なので、拝観料が必要です。池にはイワナがのんびり泳いでおり、あちこちにマガモの姿も見られますが、人を恐れないのか、近づいても逃げません。おいしそうにも見えますが、ここはもちろん禁猟区。外の売店でイワナの塩焼きを食べることはできますが、この日は悔しくも時間がないため断念しました。立ち食いは不可とのことです。
神秘的な表情を見せる「明神池」
神秘的な表情を見せる「明神池」
イワナ
イワナ
マガモ
マガモ


 帰路は、明神橋を渡って梓川の対岸を戻ります。時間がないので寄り道はできませんが、やはりビューポイントでは足が止まってしまいます。3時間がとても短く感じます。ツアーによっては2時間なんてのもありますが、一体何をしろというのでしょうか。最低でも3時間、4時間あればまあまあ、できれば泊まりで来て丸一日かけて観る場所でしょう。
明神トレッキングの折り返し地点「明神橋」
明神トレッキングの折り返し地点「明神橋」
途中変わった木々を見つけたので、思わずパシャリ! 途中変わった木々を見つけたので、思わずパシャリ!
途中変わった木々を見つけたので、思わずパシャリ!


河童橋から振り返ると改めて、穂高連峰の雄大さを感じます
河童橋から振り返ると改めて、穂高連峰の雄大さを感じます
名残惜しくも振り返ると、やはり梓川の水は川底まで透きとおり…
名残惜しくも振り返ると、やはり梓川の水は川底まで透きとおり…
無事、バスターミナルに到着!
無事、バスターミナルに到着!

 小生は上高地を知って以来はまってしまい、毎年のように行っています。何度行っても飽きないのです。日本有数の風景ではないでしょうか。この旅日記を読んで興味を持たれた方、ぜひ一度行ってみることをおすすめします。よほど悪天候でない限り、感動すること間違いなしです。


 お出かけ隊員募集!

お出かけ隊員募集!


一緒にお出かけできる仲間を募集します。
あちこちへ出かけ、観光、グルメ、遊びを楽しみましょう。
基本的に熊谷発着で、「旅日記」「千客万来」の取材を兼ねます。
禁煙に協力できる20歳以上の人(上限なし)が対象です。
興味のある人は、お名前、年齢、簡単な自己紹介を添えて
下記までご連絡を!

お出かけ隊・入口



取材日:2006年9月30日/取材記者:ひーさん


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