12時17分、終点只見に到着。昼食は駅近くの蕎麦屋でとりました。周辺
の飲食店はそこのみといった感じで、それが逆に田舎っぽくてよいところ。
とても静かな山里で、町内には温泉も出ています。 |
のどかなホーム |
只見駅 |
早めにホームへ戻ると、小出方から国鉄色の列車が現れました。これが
折り返し小出行きの臨時快速となり、私たちを小出まで運んでくれます。で
、私たちが乗って来たトロッコはと言うと、その臨時快速で小出方から来た
人たちを乗せて、会津若松へ戻ります。つまり、どちらから来てもトロッコ列
車に乗ることができるわけで、無駄なく上手くできてるなあと感心します。 |
国鉄色の列車は郷愁を誘います |
その臨時快速に乗って小出方面へ向かい、田子倉トンネル、六十里越ト
ンネルと長大なトンネルを抜けて新潟県側へ出ると、先ほどまでとは打って
変わり、末沢川や破間川(あぶるまがわ)といった渓流が寄り添います。と
ても透明度の高い水で、たっぷり養分を含んでいそうな只見川とはだいぶ
趣が違います。こちらもかなりよい景色が続くのですが、山間から川が現れ
るのは一瞬なので、カメラワークが追いつきません。辛うじて撮れたのがこ
のあとの写真ですので、どうぞ見てやってください。 |
そして、大白川駅に到着。ここでは上下列車の行き違いが行われます。この駅はニュー浅草岳温泉や関越国際大原スキー場への下車駅で、また、駅舎には魚沼市入広瀬自然活用センターも入る只見線・新潟県側の拠点駅ですが、それでも一日の利用客は10人程だといいます。 |
大白川駅 |
ホームの隣はすぐ破間川で、丸みのある大きな石がゴロゴロしており、激
しい流れがしぶきを上げるのを間近に眺めることができます。
終点の小出駅までもうひと走り。夜行だったためか睡魔が襲ってきますが、眠るには惜しい風景がまだまだ続きます。 |
大白川駅付近の破間川 |
そして、信濃川の支流で鮎釣りのメッカ・魚野川を渡り、河川敷の雑木林を抜けると、その先が終点小出駅。総乗車時間4時間超の只見線の旅も終了です。お疲れさまでした! |
その名の通り魚が豊富な「魚野川」 |
雑木林の向こうが小出駅 |
感想:
小生は全国のかなりの路線を乗ったのですが、初めて只見線に乗った時の衝撃は忘れることができません。他のローカル線とはローカル度が違い、これが同じJR東日本の会社線かと驚きました。季節ごとに多彩な顔を見せ、飽きることない奥深い魅力を持っています。廃止にならないことを祈る反面、観光化されてメジャーになってほしくもない複雑な心境です。 |
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