大連周水子国際空港 機内からの眺め |
今年の2月下旬に大連へ行きました。大連は、遼東半島の先端に位置し、三方を海で囲まれた港町で、冬でも凍らない不凍港です。成田空港を飛び立つと、3時間20分でもう大連です。お昼少し過ぎに着いたのですが、機内アナウンスでは、外気温マイナス4度ということでした。 |
ホテルの部屋 |
1台の普通のタクシーに、結構大きな荷物と4人乗り込んで、ぎゅうぎゅう詰めで、大連駅の近くのホテルまで、約20分、料金は、27元でした。(≒400円)でした 因みに初乗り料金は、8元(≒120円)です。チェックインして通された部屋は、駅側で少々雑踏が聞こえてくるのですが、調度品が整った良い部屋でした。 |
ホテルから見た大連駅 大連駅 2階の出発ロビー |
外へ出ると、寒さが、痛烈に肌を刺します。すぐ近くの大連駅へ行ってみました。昔の上野駅をモデルに作られたそうですが、改装されて、2階の待合室など、以前よりとてもきれいになっていました。 |
駅周辺の屋台
路線バス |
歩いていて面白いのは、ピンからきりまで何でもあることです。超近代的な建物から廃屋の様な建物、そこを通る車も、高級車からリヤカーを後ろにつけた自転車まで、様々です。そこへ歩行者が加わって、見事なコラボというのでしょうか。どんなに道路が広くとも、横断歩道が無くても、もう少し歩けば信号があっても、そんなの関係ない!って、感じで、どこでも、さっさと渡っていきます。横断歩道があったって、車は別に止まりません。赤信号でも右折は常に可なので、人がいようがどんどんつっこんできます。でも、不思議なもので、慣れると何とかできるものです。 |
大連と行ってまず思い浮かぶのが中山広場でしょう。市中心部の道路は、ここを中心として放射線状に延びています。広場の周りには、日本の統治時代の建物が残されていて、名前を変えて、現在も使用されています。日露戦争後45年に亘り日本の統治時代があったにも係らず、彼らは、親日的です。現代では、日本企業の進出もめざましいものがあります。 |
ショッピングセンター |
春節から間もないからでしょうか?まだお正月の飾り付けがしてあるところが多かったです。福という字が逆に貼ってあるところもあります。不思議に思って聞いてみると、福を逆に読むと、到着の到と同じ音なので、福が到着したという意味になるのだそうです。教えてくれた人にご馳走になりました。日本式の乾杯と言われたので、中国ではどうするのか尋ねたら、グラスでテーブルを叩いて音を出すそうです。沢山いたらこの方が合理的ですね。
食と言えば、私は、どこの国へ行っても、スーパーへ行くのが好きな人なので、ここでも食品市場へ行ってみました。卵だけでも、びっくりするほど沢山あります。肉などは、部位ごとに売っています。大連は、魚介類で有名ですから、鮮魚から干した海産物まで、買うのによく迷わないなと思うほど沢山売っています。価格は、当然こういう所で買った方が遥かに安いです。例えば、アサヒのスーパードライが市場だと66円、空港だと300円でした。 |
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