ケルンは、ライン川沿いの都市です。空港は、ケルン・ボン空港、旧西ドイツの首都だったボンと共用で、町から25kmきり離れていません。ライン川は、川幅が広く、ホテルの少ないケルンでは、大きな見本市が開催される時には、宿泊設備の整った船が停泊します。私も、2度ほど泊まったことがあります。結構快適でした。 |
ライン川
ホーエンツォレルン橋 |
ケルンと言って、誰でも最初に思い浮かべるのが、大聖堂でしょう。中央駅を降りると、目の前に“どーん”とそびえたっています。高さ157mの大聖堂は、1248年に着工し、1880年に完成しました。外観もさることながら、内部のステンドグラスにも圧倒されます。入場料を払って、塔のらせん階段を一気に昇って行くと、ケルンの市内が一望に見渡せます。 |
ケルンは、第2次世界大戦で、市内の9割の建造物が破壊されました。空爆を受け、更に、連合軍との激しい市街戦の結果、1945年3月5日にケルンは、陥落したのです。でも、大聖堂は、完全には破壊されませんでした。その後、目覚ましい復興を遂げたのです。でも、市内を歩いていても、新しい都市という感じは無く、歴史のある都市という感じを受けます。 |
河畔から、オールドタウンをぶらついて、その後、大聖堂の前からまっすぐのびるショッピング街を歩いて行くと、丁度バーゲンの時期で、70%オフなどという看板もありました。又、デパ地下の食品売場には、ビールバー、ワインバー、シャンパンバーがあって、そこで、一杯やりながら、おつまみも食べられるようになっており、好きな人にはたまらないでしょう。 |
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