昨年4月に、バルト3国のひとつ、リトアニアへ行きました。首都のヴィリニュスに着いたのが、お昼過ぎだったので、先ずは腹ごしらえと、レストランへ入りました。メニューは読めなかったのですが、写真があったので、助かりました。 |
夜明けの門 夜明けの門 内側 |
人心地がついたところで、地図を片手に、散策開始です。街の南にあり、かつての城門のひとつだった夜明けの門から始まり、旧市庁舎、ヴィリニュス大学がある通りを歩いて行くと、大聖堂へ突きあたります。近そうに聞こえるかもしれませんが、ここへ辿りつくまでに、路地裏へ迷い込んだり、お土産屋さんを見ながら、狭い通りを、くねくねと、回り道ばかりしていました。 又、この町は、そこかしこに、いろいろな宗派の教会が建っています。 |
教会 大聖堂の鐘楼 |
トロリーバスやバスも結構走っています。時間があった時に、大聖堂の東の丘の上にあるゲディミナスの塔(急勾配のリフトで登ります)と3つの十字架の丘に登ってみました。ネリス川沿いを歩いていったのですが、橋の北側は、近代的なビルが林立しています。丘の上からの景色は、抜群でした。 |
川の北側
バス |
2日目は、ここに長年住んでいる人と約束があったのですが、偶然、カウナスへ行けることになりました。カウナスと言えば、日本のシンドラーと呼ばれる杉原千畝が、ナチスドイツに迫害を受けていたユダヤ人にビザを発行したことで知られる場所です。旧首都だっただけに、趣のある、どっしりとした佇まいです。往復ともに、車で1時間ちょっとで行けましたが、ビリニュス市内に戻ってくると、ものすごい交通渋滞で、身動きがとれないくらいでした。 |
カウナス城
カウナス市街地 |
中古車がほとんどですが、チェコで組み立てている車が多いそうです。どこの国のパーツを使用したかによって車の価格も、修理費も異なるそうです。物価も、想像していたほど安くはありませんでした。聞いてみると、この7年間で物価が7倍になったそうです。給料はそのままで、物価ばかり上がっているとこぼしている人もいました。 |
門の向こう 旧市街 |
日本のことを知っている人が、“日本の春と言えば、桜でしょう? ここでは、3月から4月の初めにかけて、アフリカからこうのとりがやってくるのが春の訪れ。”と教えてくれました。 |
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