7月にスイスへ行きました。アルプスで高山植物を見ながら、ハイキングがしたいと前々から思っていました。スイスは、九州よりやや小さい国です。さすが、観光立国、と思ったのは、本当の自然と人工の自然が一体となった国、とでも申しましょうか、本格的に自然が楽しみたい人向けには勿論のこと、ちょっと、体力に自信が無いのだけれど、という人も、それなりに、自然が満喫できるようになっています。 |
鉄道、ロープウェーを乗り継げば、ほとんど歩かなくとも、標高3000m
以上の展望台まで行って、眼前は氷河なんて、当たり前にできてしまうのです。道路も素晴らしく整備されているので、二輪は無論のこと、自転車で
旅行している人もいます。その昔、カルタゴのハンニバルが象を連れて、
アルプス越えをした時はさぞかし大変だったでしょうが、今では ○○峠、
△△峠、と名だたる峠も、車ですいすいです。アルプスの下には、トンネルが沢山掘ってあり、自動車道、登山鉄道、車のまま鉄道に乗れるカートレインなどもあります。 |
最初に訪れたのが、最近注目を浴びてきたベルニナ・アルプスです。
サンモリッツからイタリアのティラーノ行きのベルニナ急行に乗り、アルプスの山々や氷河を見ながら進んでいきます。途中で降りて、ちょっとハイキング。その後、ディアボレッツァ展望台へロープウェイで昇ったのですが、着いた時は、何と、雪でした。ところが、日頃の行いが良いのか、変わりやすい山の天気のお陰か、ランチの間にすっかり晴れました。
新雪の上を歩きながら、眼前に広がるベルニナ・アルプス、氷河の美しさにしばし、感動〜〜! でした。 |
帰りは、美しい湖畔の町、サンモリッツでお散歩です。オードリ・ヘップバーンが来た時によく寄ったというカフェでお茶をしました。そんなに馬鹿高くも無く、落ち着いた感じの素敵なお店でした。帰路、バス停でたまたま声を掛けてくれたのが、イギリス人女性だったのですが、彼女は、8年前千葉
駅伝に出たそうです。時々、この近くの村へ休暇で遊びに来るそうですが、以前、野口みずきがこの辺で、よく、高地トレーニングをしているのを見たと話していました。 |
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