マッターホルン |
マッターホルンの麓の町、ツェルマットへ行きました。ここは、ヴェンゲンと同じくガソリン車の乗り入れが禁止されています。駅に降りると、ホテルからの迎えの馬車や、電気自動車、タクシーなどが止まっています。私たちが止まったホテルは、荷物の迎えがあるだけで、人は歩きでした。 |
送迎用馬車 電気自動車 |
町を見物しながら歩いて行くと、木をふんだんに使ったホテルやお店が多く、こぼれんばかりの花をプランターに植えて私たちの目を楽しませてくれます。アルプスの麓の町は、大体同じような雰囲気で、ホテル、民家を問わず、ゼラニウムが多いのですが、花がいっぱいです。ここは、観光地だけに、多種多様な花で楽しませてくれます。10分ほど歩いてホテルに到着しました。目の前をマッターフィスパ川が流れ、奥の方にマッターホルンが聳えています。 |
ツェルマット市街 マッターホルン |
新田次郎が、「坐したる巨人であった。」と評したあのマッターホルンを眼前にして、なるほどなあ。さすが小説家。うまいことを言ったものだ。と感心することしきりです。よし、明日、明後日は朝焼けを見るぞとマッターホルンを見ながら誓いました。(実は、早起きは大の苦手)願えば叶うのでしょうか。2日続けてきれいな朝焼けでした。 |
朝焼けしたマッターホルン
逆さマッターホルン |
2日目は、先ず、ロートホルン展望台まで行き、スネガまでハイキングです。展望台から眺めると、マッターホルン、ブライトホルン、スイス最高峰のモンテローザなどの山々や氷河が眼前に広がっています。ガイドさんの話によると、氷河は、厚いところで、900m近くもあるそうです。びっくりです。スネガまでは、景色を見たり、高山植物を見たり、マーモットを見つけたり、盛り沢山で、ランチの後は、ちょっと一休み、童心に帰って、マッターホルンをバックにブランコを楽しみました。 |
スイスアルプスの3大名花と言えば、アルペンローゼ(つつじ科)、エンチアン(りんどう科)、エーデルワイスだそうです。それまで2回のハイキングでは、見られなかったエーデルワイスにもやっと出会えました。野生のエーデルワイスは、思ったよりも小さな健気な花でした。今年は、春、夏の花が一挙に咲いたそうで、とてもラッキーでした。大体和名があるのですが、普段から花の名前には疎い方です。かえって、バターボール、悪魔の爪などとニックネームで教わった方が、素直に頭に入ってきました。 |
アルペンローゼ レストラン・エンチアン
エーデルワイス |
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