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くまがや人の旅日記
2010年3月12日更新 →バックナンバー


くまがやねっと くまがや人の旅日記 北海道 釧路



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   幣舞橋                        凍った道路  
 魚が美味しい北海道の何処かへ行こうと、2月の初めに釧路へ行きました。先ずは、昼食です。今回は、釧路が発祥の地と言われる炉端焼きでまとめようと思っていたので、海辺の食堂へ。にしんとホタテを炭火で焼いてもらいました。お腹がいっぱいになったところで、散歩です。釧路駅を起点に、近くの和商市場(鮮魚市場)を見物し、幣舞橋までテクテクと歩いていったのですが、ちょっと横道に入るとたちまちアイスバーンのような道路になります。最初は歩きなれないせいか、すってんころり、見事に転んでしまいました。

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北斗展望台

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丹頂のパフォーマンス

 翌日は、レンタカーを借りて、時計周りに湿原を一周することにしました。最初は、釧路湿原展望台へ向かいます。館内でいろいろ資料を見てから、雪で隠れた木道を北斗展望台まで行きました。ここから26、861ha(山手線の内側の面積の約3倍)の広さのある釧路湿原を西側から見ました。その後、北上して野生の丹頂鶴を見に、鶴居へ行きました。たまたま探しあてた場所が、穴場だったのか、カメラマンもそんなには多くなかったので、ゆっくり見ることができました。

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 そこからは、狭い雪道を塘路へと進みきました。印が無いとどこまでが、道なのか分からないような所です。途中, 湿原の北東部にあるコッタロ展望台へよりました。ここは、木の階段があるのですが、雪で埋もれて階段がスロープになっていました。それでも頑張って上って行くと、何と三脚を構えた人たちが何人もいるのです。『どうして?』と思ったら、釧路と標茶を結んでいるSL湿原号を撮る絶好のスポットだったのです。それにしても、この人たちは、どうやって、この荷物を持ちながら上がってきたのだろうと思いました。執念て凄いですね。

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            木の枝を食べる鹿            鹿に食べられた木
         奥にもいるのが見えますか?

 すこし行くと、今度は、鹿がいました。初めのうちはもの珍しくて、車を止めて写真を撮っていたのですが、そのうち、沢山いることに気がついて、やり過ごすようになりました。木を食べている鹿が多かったのですが、あれで木はもう育たないのでしょう。これが自然の摂理といわれればそれまでですが・・・。そんなことを思いながら行くと、もう塘路へ着いてしまいました。

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細岡展望台からの釧路湿原

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わかさぎ漁

 その後、又、南下して、細岡展望台をめざしました。途中、わかさぎ釣りを楽しむ人たちもいました。この展望台は、湿原の東側に位置し、釧路川や、遠くの山々が良く見え、素晴らしい眺めです。ただ、吹きっさらしでとても寒かったです。
 釧路へ戻る前にもう一か所と、岩保木水門にも行きました。ここは、本当に身を切るような寒さでしたが、途中、又、三脚組に会いました。今度は、先ほどの帰りのSLを撮ろうと構えている人たちでした。乗る楽しみと撮る楽しみと人により楽しみ方も異なるのですね。

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岩保木水門

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SL冬の湿原号



取材日:2010年2月5日〜7日/取材記者:カルメンシーターさん


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