3月末にプラハへ行きました。先ずは、散策。地図を見ると、町の中心を大きな川が流れています。ヴルタヴァ川と書いてあります。えっ?どうして?チェコが生んだ偉大な作曲家スメタナの‘わが祖国’で、私が習ったのは、“ボヘ〜ミア〜のか〜わよ〜、モ〜ルダ〜ウ よ〜〜”だったのですが。 調べて納得です。チェコではヴルタヴァ川、ドイツ語ではモルダウ川というのだそうです。 |
ティーン教会
街角オブジェをよーく見ると・・・なんと鍵でした。 |
少し歩くと、旧市街広場へ出ました。ここは、観光客であふれていました。(知人が、昔はプラハはとても良かったのに、今ではどこへ行っても観光客だらけ、と嘆いていたのを思い出してしまいました。)この広場の周りには、ゴシック様式、バロック様式、ロココ様式など、いろいろな建物が建っています。その一隅には、旧市庁舎も建っていて、ここの塔の下部には、縦にふたつ天文時計が並んでいます。9時から21時の間、1時間ごとに、仕掛時計が動きます。死神が鐘を鳴らすと、12使徒が窓の中に現れ、最後には時計の上に現れる鶏が鳴いて終わります。 |
旧市庁舎の天文時計 仕掛時計
赤で囲んだ所の拡大が右の写真。
カレル橋 |
そこから、お土産物屋さんを覗きながら、カレル橋を目指してテクテクと歩きます。ちょっと疲れたかしらと思うと運良く、ヴルタヴァ川遊覧船の宣伝をしているお兄さんが、数分で出発というので、渡りに船と乗ってしまいました。やはり、川から見る景色もグッドです。その後は、カレル橋を渡って対岸へ向かいます。橋は、大道芸人、似顔絵描き、お土産物屋で一杯です。欄干には、両側に聖人像が15体ずつあるのですが、有名な像の周りは人だかりがしているので、すぐにわかります。 |
お土産物屋や大道芸人 何て楽器?
プラハ城からの眺望 |
渡って、しばらく登って行くと、プラハ城があります。至る所から見えていたお城ですが、お城側から見下ろすと、いろいろな角度で素晴らしいプラハ市の景色を堪能できます。衛兵を横目に見ながら入って行くと、第3の中庭にどんと、聖ヴィート大聖堂が聳えています。お城ですから、歩くだけでも良い運動です。そこから、降りて違う橋を渡ってホテルへ帰り、今度は、楽しみなチェコ料理です。地元の人が行く美味しいレストランをフロントで紹介してもらいました。 |
チェコって、ビールが有名ってご存知でした?ピルスナー、バドワイザーの元祖は、チェコのビールですって。ビールを注文して、メインは、日本から持って行ったガイドブックの写真を見ていたら、ボーイさんが親切に教えてくれて、デザートまで美味しくいただきました。それでも、一人三千円はいきませんでした。そう言えば、地元のスーパーへ入った時に、とても安いと感じました。例えば、豚肉1kg約370円、バーゲンのパンで1つ8円というのもありました。 |
市民会館 |
翌日は、ユダヤ人地区を見たり、散歩のつもりで目的地を決めずに歩いていたのですが、ホテルへ帰ると、今晩、午前2時から1時間早くなる(午前2時=午前3時)ので、気をつけてという貼紙がしてありました。日本には無い為に誤解する人がよくいるのですが、3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までの7か月もの間、いわゆる夏時間になるのです。 |
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