テージョ川からのリスボン |
リスボンは、坂の多い町で、「7つの丘の町」と呼ばれています。坂道を歩くのは、ちょっとという方は、景色が見える路面電車に乗って、好きな所で降りるのも良いと思います。バイロ・バイシャ(低い地区)、バイロ・アルト(高い地区)、アルファマ地区(お城がある地区)とこれで回れます。因みに私は、ホテルから地下鉄でバイロ・バイシャまで行って、後は歩いてまわりました。 |
道路だけれどカフェ 階段沿いの家々
サンタ・ジュスタのエレベーター |
お城へ登ることと、夕御飯に旬のイワシの塩焼きを食べることだけ決めて、後は、これといった目的も無く歩いていました。すると、ちょっとした見晴らし台が随所にあって、それぞれに異なる景色が楽しめて面白かったです。坂道があったり、階段が続いていたり、なかなか風情のある景色です。 |
サン・ジョルジェ城からの眺め 丘の上のお城 |
次の日は、バスコ・ダ・ガマ橋を渡り、車で1時間ほどテージョ川上流へ行きました。3日前までは15℃の場所にいたのが、この日は、車の温度計を見ると37℃でした。今年の猛暑もすごかったですが、この時の温度差は、さすがに、体にずしんときました。 |
バスコ・ダ・ガマ橋
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この辺りの使用されていない煙突に、コウノトリが巣を作っていました。巣は今までにも見たことはあったのですが、実際に鳥がいるのは初めて見ました。昼食は、現地の人にご馳走になりました。その地方の名物を出して頂いたのですが、豚のほほ肉の煮込みが印象的でした。歯もあって、ちょっとグロテスクなのですが、とても美味しかったです。私たちが日本で舌鼓を打つ魚の活き造りも外国人にとっては、同じ感覚かもしれません。 |
頬肉の煮込み |
リスボンの夜と言えば、やはり、一度はファドを聴きにいきたいものです。訪れたファドハウスは、ギターラ、クラシックギター、コントラバスの演奏をバックに、日本の演歌にも通じるような哀愁を帯びたメロディーを歌いあげていくものでした。男女の歌手が、次々に数曲ずつ歌います。夜も更けてからの方が、有名な歌手が出てくるようですが、翌日の予定もあるので、残念ながら、そこそこで切り上げました。 |
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