リスボンからポルトまで、ドライブ旅行の始まりです。案内してくれたのが、親切なポルトガル人で、あちらこちらへ案内してくれたので、盛り沢山のドライブでした。何しろこの国は、大航海時代に全世界に広大な植民地を持っていたくらいですから、歴史的建造物がいたるところにあります。因みに、日本との関係は、1543年に種子島に辿り着いたのが最初のようです。 |
先ずは、リスボンからカスカイスへ向かいました。ここは、海辺を見ているといかにも漁師町なのですが、今では、有名なリゾート地でもあるそうです。南国的な海辺の町によくあった波模様の石畳の上で憩い、洒落たレストランで魚介類を楽しんで、うらやまし~い!石畳といえば、場所によって、結構模様が違うのですよ。洒落てますね。ここで、ちょっと面白い物を見ました。警察の前に停まっていたパトカーです。ちょっと変ではありませんか?実は、バックミラーで見れば普通にPOLICIA(警察)と読めるんです。 |
カスカイスから少し行くと、ユーラシア大陸の最西端であるロカ岬へ着きました。ここには、ポルトガルの詩人カモンイスの詩の一節、“ここに地終り、海始まる”の石碑があります。有料ですが、ヨーロッパ最西端到達証明書ももらえます。こういう所は、写真が撮りづらいですね。海だけ撮っても仕様が無いし、素人の私には、余り良いアングルが見当たりませんでした。でも、この眼前の果てしなく広い海を見ながら、昔の人は何を考えたのでしょうか?その向こうに大陸があるなんて、想像だにしなかったでしょう。 |
ちょっと、物思いに耽った後は、シントラへ向かいました。ムーア人が築いた城壁に登ると緑の中に、美しい町が浮かびあがります。登るのは、ちょっとしんどいですが、その後の満足感を思えば、何てこともありません。とはいえ、やはり疲れたので、降りてきて、王宮の近くのカフェで一服です。車で連れていってもらえるので、ありがたいです。一服しながら、そう言えば、こんな暑いのに、紫陽花が沢山咲いていましたが、紫陽花って、雨だけでなく、太陽にも似合う花なんだとわかりました。
もう、夕方近いので、急いで、今日の宿泊地に向かって出発です。 |
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