1月にミュンヘンへ行きました。寒波が通り過ぎて、予想していたよりも暖かだったせいか中央駅の近くの天然のスケート場は、氷が溶けて、営業していませんでした。それでも、数日後は雪が降ってきました。滑ったら厭だと思いながら町中を歩いていると、小回りのきく除雪車、その雪を運ぶ車、前方がブラシのようなもので、雪を払い、後方で砂利を撒く車など、いろいろ工夫を凝らした出動していて、思わず足を止めて見てしまいました。 |
その近くに、こんな建物がありました。これは何でしょう?
何と、改修工事が終れば、こんな建物にたりますよ! という、工事中のメッシュの目隠しシートでした。日本ならば、青いビニールシートで覆って、いかにも工事中という感じですが、流石に観光地です。大分費用は掛かるかもしれませんが、周りと融合した美しいシートで覆われています。 |
と思いながら、路地に入ってみると、今度は、とても素敵なお店がありました。 フェルト屋さんです。間口はとても狭いのですが、すばらしいディスプレイでした。おまけに、狭い店内は人であふれています。お店の人はというと、別に何人待っていようが、意に介さずという雰囲気で、一人ずつ丁寧に応対していました。 |
少し歩くと、高級家具店がありました。店内で写真を撮るわけにもいかないので、ここは、しっかりと脳裏に刻んでおきます。高級店にはそれに見合う洗面所がありました。トイレは、使用後に便座が廻るタイプでした。流すと、便座がポパイの口のように一回りして、消毒されるのです。数年前に始めて見たときはその奇妙な形に驚きました。手洗は、水の出し方がわからず、石鹸だけ手につけておろおろしてしまいました。どうしようと思ったときに、目に飛び込んできたのが、蛇口の近くの赤と青の点です。青い点を触ると、お水が出てきました。ほっと胸をなでおろした瞬間でした。 |
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