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第7回 桧 |
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みなさん、こんにちは。
今月から、「木のおはなし」を担当することになりました、「たに☆ヤン」です。
「木の家」に関する仕事に携わり、
12年の私が、「お家に使われている木」について、その特徴を交えながら、お話しさせて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。 |
たに☆ヤンの、記念すべき、初回は、日本人が愛する「桧」のお話しです。「お家に使われている桧」は、どんなものがあるのでしょうか?
まずは、その特徴から。 |
@ 「香り」がGOOD!!
A 腐りにくい
B 「見た目」がステキ!!
大きく、3つに分けてみました。
みなさんも、なんとなく、イメージできるのではないでしょうか?
特に、「桧の香り」は、好まれる方が多く、
「桧チップ」を浴槽に入れ、香りを楽しむ方もいますよね。
桧は、「鎮静作用」があるので、リラックスできるのです。
それでは、どのような場所に使われているのか、みてみましょう!! |
お家の「土台」によく、使われます。
「耐久性があり、腐りにくい」ことに加え、「ヒノキチオール」という、
抗菌作用を持った成分が含まれています。
この成分により、あの白蟻から、身を守り、家を守るのです。
そして、「固くて、丈夫な木」なので、家全体の重さを受け止める土台には、
「適材」です。何事も、「土台は、大事」ですよね。 |
耐久性があることは、もちろんですが、
実は、「上からの加重に強い」という性質があるのです。
柱を立てた状態で、上から力を加えた時、
「ボキッ」と折れにくい木なのです。
家の柱は、常時、上から力が加わっていますので、
その加重に対して、強いのです
また、一家のシンボルとして、「大黒柱」に使う場合も多くあります。
「強さ&風格」を兼ね備えた、まさに、「お父さん」のイメージですね。 |
多くの寺社仏閣において使用され、
桧は、一番価値のある建築素材として、評価されてきました。
住宅の、和室材にも、大きな影響を与えています。
桧の「つや・白さ」を好む人が多く、落ち着いた空間を創り出します。
「神棚」にも、多く使われています。
また、性質である「固さ」を活かし、「敷居」には、桧を使います。
皆に踏まれてしまう「敷居」でも、「丈夫な桧」であれば、
大丈夫!!ですね。
みなさんの家にも、どこかに「桧」が使われていると思いますよ!!
⇒くまがやねっと 素敵なお家もご覧下さい。 |
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