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第15回 レッドシーダー |
こんにちは「がくちゃん」です。
今回は「レッドシーダー」のお話です。
原産地はアラスカからアメリカ北西部です。
レッドシーダーを日本では「米杉(ベイスギ)」などと呼ばれておりますが、
実は杉科ではなくヒノキ科ネズコ属の針葉樹です。 |
最近ではご自分でウッドデッキなどを作る方も増えているので、
ホームセンターでも良く見かけます。 |
レッドシーダーの特徴は、針葉樹の中でもっとも耐久性があることです。
そのため、建物外部のデッキや、屋根材などに多く使用されます。
北米の海岸にすむネイティブアメリカンはレッドシーダーのことを「生命の木」と呼び、何百年も前から立ち続ける「トーテムポール」もこのレッドシーダーで作られています。 |
トーテムポール |
その他の特徴として、レッドシーダーは「防虫効果」・「防カビ効果」・「消臭効果」があげられます。
カビやダニを寄せ付けないフェノール成分を含み、消臭効果にも優れております。
また、レッドシーダーには一立方センチあたりに60万個もの気泡があり、
針葉樹の中では最小の比重と寸法安定性・優れた加工性があります。
ちなみに断熱性は石やコンクリートの12倍もあると言われています。
水湿にも強いので、この特徴を生かして「ボート」・「外壁」・「フェンス」の他にミツバチの巣箱にも用いられています。 |
外壁 |
近年では、レッドシーダーを利用したウッドデッキやパーゴラを作ったりして、自宅の庭でバーベキューやカフェなどをする「週末リゾート」を満喫する方が増えているようです。
そんな生活に憧れてしまいますね。 |
ウッドデッキ |
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