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2009年11月26日更新

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第１６回レッドパイン

こんにちは「がくちゃん」です。
今回はレッドパインのお話です。

原産地はヨーロッパ全域・中央アジア・シベリアにかけて広く分布し、
日本には、スウェーデン・フィンランド・ポーランド・ロシアなどから
多く輸入されています。
樹種名は「欧州赤松」で、科目はマツ科Pinus属の常緑針葉樹です。

　　「レッドパイン苗木」　　　　　　　　　　　　「レッドパインの木」　　

性質は日本の「赤松」によく似た木質をしていて、
乾燥しやすく、乾燥後は「曲がったり」、「割れたり」しにくいことが大きな
特徴の一つです。
そのため、住宅などの構造材（柱や梁）・床板・壁板として多く使われています。

特にスカンジナビア半島のレッドパインは年輪が細かく、反り（曲がり）割れが非常に少ない良材として知られています。

「フロア用丸太」

レッドパインを床板に使用すると、保湿率が高いので素足でも冷たくなく、特有の弾性が心地良さを感じさせてくれます。

また、年数が経つにつれ艶と輝きを増し、独特の風格と経年美が出ることも特徴の一つです。
日本で言う「檜」のように、年数が経つと飴色に日焼けします。

害虫の繁殖を抑える効果もあり、ダニなどはじゅうたんの床と比べると、
とても少ないそうです。

さらにリラックス効果を促す「テルペン」と「アルファーピネン」という自律神経に働きかける部質も含み、家にいながら森林浴の気分が味わえます。

近年では家具やカウンター等にも使われ、レッドパインのファンはかなり多くなってきています。

「住宅」
床、柱、梁、家具（ダイニングテーブル・チェアー）全てレッドパインを使っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　⇒くまがやねっと　素敵なお家もご覧下さい。

取材記者：がくちゃん

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