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D師走に思う |
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皆さん、こんにちは。原田勇雅です。
年の瀬をむかえ、すっかり寒くなりましたが、お元気でいらっしゃいますか。 |
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先月末から今月にかけて、クリスマスソングのコンサートや、ヘンデル作曲「メサイア」、そしてベートーヴェンの「第九(歓喜の歌)」を演奏させて頂く機会がありました。
皆さんはクリスマスにどんなイメージをお持ちでしょうか?
確かに12月は「師匠も走る」というぐらい忙しい時期でもありますが、クリスマスシーズンは街も華やいでいて、とても楽しい気持ちになります。子供の頃にはサンタクロースのプレゼントを待ちわびたものです。 |
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僕が専攻しているヨーロッパの音楽は、キリスト教の歴史と密接に関連して発展してきました。僕自身はクリスチャンではなく、宗教に造詣の深い方ではありませんが、音楽や歌詞を通じて、その精神に触れることができます。
先日、「メサイア」のチャリティー演奏会で、あるお寺の方の文章がパンフレットに掲載されていました。それを読み、宗教音楽であっても理屈で考えるだけではなく、音楽的な感性を通じて平和を願うことが重要なのではないかと思いました。 |
世界の中での自分は非常に小さい存在だけれど、音楽が、聴いて下さる方の憩いの時間となり、安らぎや人を労る気持ち、活力に繋がっていってくれたら…、と切に願います。
メサイアも第九も、世界中の人々に力を与えて続けている不朽の名作です。今に感謝し、来年もまた頑張ろうという気持ちにさせてくれます。 |
ありがとうございました。また来月お会いいたしましょう!
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