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中学生から学んだこと |
皆様こんにちは!原田勇雅です。
段々と春の訪れを感じる季節となりました。 |
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先日、ある中学校に合唱指導(主にヴォイストレーナー)として伺う機会がありました。卒業式にて発表する合唱曲、「大地讃唱」(詩:大木惇夫、曲:佐藤眞)の練習です。まず、自己紹介を兼ねてこちらが歌い、その後、一度合唱を聴かせて頂きました。
この春に通い慣れた学舎を巣立っていく
3年生の皆さんが、それぞれの想いを込めて一生懸命に取り組んでいるその歌声は、聴く人の誰をも感動させる素晴らしいものでした。 |
同時に、曲を通じて、自分の中学校時代のことを回想していました。まだ音楽を志していなかった頃、行事やスポーツに打ち込んでいた頃を思い出しました。
熱の入った合唱指導のあと、教室で頂いた給食の味は格別でした。
卒業式では、彼らの前途を明るく照らすような、立派な歌声を披露してくれるものと信じています。 |
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中学生の音楽は、とても真っすぐで心に届くものでした。そこにはプロもアマチュアも関係ない、何か大きなエネルギーがあったのだと思います。中学生との音楽を通じた出会い・コミュニケーションは、音楽を志す上で、一番大切にしなければいけないものを再確認させてくれたような気がします。プロとしての技術だけでなく、聴いて下さる方の心に残る音楽を目指して、勉強していかなければと思いました。きっとそれは自分が音楽を聴く立場になったときにも大切で、表面的な美しさだけでなく、音や詩の中に込められたものを感じて楽しむようにしたいです。
中学生のみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。 |
桜の開花が待ち遠しいですね♪また来月お会いしましょう!
お便りは、こちらまでお願いいたします。 |
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