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《5月の雑感》 |
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くまがやねっとを御覧の皆様、こんにちは。原田勇雅です。
若葉の緑が美しい季節となりました。早くも夏の息吹が感じられる陽気です。
時間を見つけて自然の多い場所へ行ってみたいと思います。ドライブやハイキングなども良さそうです♪ |
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先日、ある料理番組で、「料理に必要なもので、一番大切な材料は『美味しいものを提供したい、食べたい』と思う気持ちと愛情です。」というコメントがありました。
これを聞いた時、何かがぴーんときました。これは歌にも通じると思ったのです。
「美味しい」と思うとき、つまり味に感動しているときと、音楽に感動、つまり音に感動しているときには共通点があると思います。 |
「声」は「息」を音に変え、「歌」は「声」を「音楽」へと昇華しています。料理に下ごしらえなどの工程があるように、歌も人前に出すには修練が必要ですが、「味」と「音」の高みを目指す精神にはそれぞれ相通ずるものを感じます。どんな料理も、どんな音楽も、材料や技術だけで解決するものではなく、そこには必ず作り手と受け手の気持ちのやり取りが存在する。機械では決して真似できない、人間の「感情」や「情緒」を大切に、演奏していきたいと思いました。 |
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8月17日にさくらめいとで開催される、レクチャーコンサートの準備が進んでいます。今年のテーマは歌曲王シューベルトと、オペラ作曲家プッチーニです。シューベルトは自分にとって重要なレパートリーの一つでもあり、できあがったチラシを見るとやる気が湧いてきます!オペラの曲も楽しみです。クラシック音楽の楽しさを少しでもお伝えできれば、と思っています。 |
また来月お目にかかりましょう!お便りは、こちらまでお願いいたします。 |
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