
120種以上ある自立課題の一部

自立課題のねらいを説明する橋本さん |
まず目に入るのが、棚に置かれた120種類の「自立課題」と呼ばれるおもちゃです。
この色とりどりの自立課題は、自閉症の子どもの色・音・手の感覚に訴えることで、手先の器用さ、正確さ、集中力の高さなど、その子どもの強みを生かし、遊びながら生活にも役立つ能力を引き出すことを目的としています。
また、終わりのある課題を繰り返し行い達成することで、未来を見通すことが苦手で、常に不安を抱えている自閉症の子どもに安心感をもって過ごしてもらう効果もねらっています。
驚くことに、これらは全て職員さんの手づくり。子ども達のこだわりや個性をイメージし、様々な工夫を凝らした自立課題は、職員の皆さんも楽しんでつくっているとのことです。 |