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2011年8月1日更新 →バックナンバー
今回のテーマ

特定非営利活動法人桑の実


社会参加の場“桑の実クラブ”
特定非営利活動法人桑の実
桑の実クラブ前で
岡本さん、石川さんと学生記者
 「桑の実」(岡本陽子代表理事)は、平成18年12月にNPO法人化しました。
 障害者のために、作業やレクリエーションを通して社会参加の場を確保したり、訓練や仲間づくりができる場を提供したりしてきました。
 この日は、同法人が運営する4つの作業所のうち、寄居町にある「桑の実クラブ」を訪ね、作業所のみなさんとパンづくりを体験し、活動についてお話を伺いました。

手際のよいパンづくり
特定非営利活動法人桑の実
利用者の方とパンづくり体験

特定非営利活動法人桑の実
レーズン・チーズ・くるみ入り
これから焼きます!
 桑の実クラブは小さな民家を利用した作業所です。パン、ラスクやクッキー、ビーズ製品づくり等の作業や内職作業が行われています。
 作業所の利用頻度は利用者によって異なり、作業内容も利用者や曜日によって変わります。
 今回のパンづくりは初めての体験でした。利用者の方々は手馴れたもので、スタッフとの息もピッタリ。次々とパンを完成させていました。手際のよさを見習いたいと思いました。作業を共にすることで、連帯感が生まれたような気がしました。


サポートのための社会資源が不足している
特定非営利活動法人桑の実
ラスク(「道の駅はなぞの」で販売中)
 「障害に対する差別や偏見があり、行政中心に社会復帰や就労支援が行われているが、雇用状況はまだまだ厳しい。」
 パン作り終了後、代表理事の岡本さんが作業所や精神障害についてお話ししてくださいました。
 社会の偏見や、支援する社会資源の不足が、精神障害を抱えた人々の就労を困難にする一因となっているように感じました。

就労の場が増えることが望み
特定非営利活動法人桑の実
岡本さんに話を伺う学生記者
 「精神障害者を受け入れてくれる就労の場が少しでも増えてくれることが今一番の望み。」と岡本さん。
 障害に対する理解や関心が進み、障害を抱える人々が私たちと同じ地域の一員として、住みやすく安心して暮らせる社会になることを強く願っています。


所在地:特定非営利活動法人桑の実
     〒369−1201 寄居町用土2931−1
TEL・FAX:048−584−3848


     取材日:2011年6月24日(金)
     担当:立正大学  社会福祉学部 大学院 2年 青山沙友理
                 社会福祉学部 4年 鈴木彩加
        北部地域振興センター 担当D くまがやねっと みいちゃん

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