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2011年10月31日更新 →バックナンバー
今回のテーマ

特定非営利活動法人
緑と文化と福祉の街


障害者・高齢者の生活をサポートする
特定非営利活動法人 緑と文化と福祉の街
自動車から車いすへの移動も介助
 「緑と文化と福祉の街」(松原真治代表理事)は、平成16年6月にNPO法人化しました。
 同法人では、大里、児玉地域を中心に、在宅の障害児(者)本人や家族の必要に応じた一時預かりや、外出時の介助などの生活サポート事業を行っています。
 この日は、脳卒中で半身が不自由な方の外出に同行させていただき、外出支援サービス利用者の介助を行う松原さんや、利用者の方からお話を伺いました。


障害者の方の手となり足となり
特定非営利活動法人 緑と文化と福祉の街
利用者の座席がドアの外に出る
特別仕様車

特定非営利活動法人 緑と文化と福祉の街
車内でも利用者をしっかり取材する
学生記者

特定非営利活動法人 緑と文化と福祉の街
1対1 信頼の介助では心も通いあう
 天気はあいにくの雨でした。雨の中、松原さんは利用者の車いすを車に積んだり、利用者が車に乗り込むのを介助したり、テキパキとこなしていました。
 役場、コンビニに寄った後、利用者の方のリハビリと運動不足解消のため、深谷ビッグタートルに向かいました。基本的に1対1で、到着した後も、車いすを押してあげるなど、つきっきりのサービスです。
 利用者の方は、「一人では買い物に行きづらい。病院に行く際にもとても便利で、月に4、5回は利用しています。」と笑顔で話してくれました。また、大変な病気を乗り越えて、苦しい機能訓練などにも取り組みながら生活している様子も教えていただきました。


社会貢献度が高い事業をやりたい
特定非営利活動法人 緑と文化と福祉の街
学生へ松原さんから
起業家としてアドバイス
 「何か事業をやりたくて、それも社会貢献度の高いことをやりたくて福祉の事業を始めた」という松原さん。今は生活サポートが中心ですが、当初は、障害児の学童保育なども行っていたそうです。
 「昔は施設福祉という考えだったが、今では街で生きていくという流れ。在宅の方が受けられるサービスのニーズが高まっている。この分野の施策が充実するよう願っています。」と松原さん。
 学生に対しては、「とりあえず動いてみよう」と起業家としてのアドバイスをいただきました。
 「他の業種に比べたら、よく感謝されるところがいい。」  
 いろいろな仕事がある中で、感謝を大切に、人の役に立つことを実感しながら働いている松原さんのような方が街にたくさん増えればいいな、と思いました。


所 在 地 : 〒369−1236 寄居町金尾1052−3
T E L   : 048−581−7551
H    P  : http://www.geocities.jp/npombf/


     取材日:2011年9月22日(木)
     担当:立正大学 地球環境科学部大学院 1年 山田 雅貴
               法学部           3年 秋元 拓也
        北部地域振興センター 担当K・D
        くまがやねっと みいちゃん

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