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2011年12月28日更新
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特定非営利活動法人
親子でつくる子育ての会わらしべの里
子育てに困った人が寄り集まってつくった場所
わらしべの里共同保育所 外観
おそろいのTシャツで
かわいい“遊びの先生”たち
「わらしべの里」(長谷川佳代子 代表理事)は、平成17年8月にNPO法人化しました。
同法人は、「わらしべの里」・「もみの木」の2つの共同保育所や、学童クラブ、子育て広場ポラン、子育て相談室、思春期の会などを運営しています。
また、「冒険遊び場」事業や、子ども自身が「遊びの先生」となって遊びを教える「遊びの祭典」、「赤ちゃん塾」事業など、子どもから大人まで、地域の人たちに多様な居場所を提供しています。
この日は、利根川のほとりの豊かな自然の中にある「わらしべの里共同保育所」を訪ね、子どもたちと遊んだり、長谷川さんからお話を伺ったりしました。
みんなが一緒、年上の子を見習って自分で動く
長谷川さんからお話を伺う学生記者
「わらしべの里」を訪問して印象に残ったのは、昼寝が終わった後の布団を、子どもたちが自分で片付けたり、自分で寝巻から着替えたりと、職員の方からのひと言の指導もなく、自ら行動していることでした。
園舎(養蚕農家の旧家屋)内はとても広く、子どもたちが元気に走り回り遊んでいる姿や床を雑巾がけしている姿が可愛く、とても楽しそうに感じました。
一つ屋根の下、赤ちゃんから学童までが生活する
裸足になって園庭で遊ぶ
年長も年少も(学童の子も!)ハンディのある子も、みんな一緒の空間で過ごしています。年上の子がやっていることを年下の子が見て真似て、自分でやっていました。
かまどで火を焚き、年長の子が毎日地域の食材を使って30〜40分かけて昼食をつくるなど、小さい子たちの手本になっています。こうした循環は育っていく上で大切な事だと思いました。
子どもたちの“気持ちいい”を大切に
長谷川さん、小堺園長さん、
わらしべの子どもたちと
「遅くに仕事から疲れて帰ってきたお母さんが、夕食の用意に追われることは、お母さんにとって辛いですし、子どもにとっても生活が乱れ、心も身体も台無しになってしまいます。園の給食やおやつは好きなだけ食べてもらい、夕食はすごく軽くていいようにしています。お母さんには『手を抜いて早く寝かせて』と話しています。」と長谷川さん。
”気持ちよさ”が元気の源のようで、子どもたちは、椅子を並べて絵を描き始めたり、園庭へ飛び出し、裸足で砂遊びをしたり。自分の好きなことに取り組んでいました。
所 在 地 :
〒360−0211 熊谷市善ヶ島1774
T E L :
048−588−7970
H P :
http://www.geocities.jp/warashibenosato/
取材日:2011年11月21日(月)
担当:立正大学 社会福祉学部2年 篠田 莉那
社会福祉学部2年 吉井 由佳
北部地域振興センター 担当 K・D
くまがやねっと みいちゃん
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