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2012年2月2日更新
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特定非営利活動法人 桃園(とうえん)
高齢者とスタッフとの絆を永遠に
はぐさ桃園(とうえん)外観
「桃園」(伊東 篤 理事長)は、平成13年8月にNPO法人化しました。
同法人は、デイサービスセンター「はぐさ桃園」や、熊谷市江南デイサービスセンターを運営し、通所介護や介護予防、居宅介護支援事業を実施するなど、高齢者介護サービスを通して福祉のまちづくりに取り組んでいます。
この日は、「はぐさ桃園」を訪ねて、利用者のみなさんと交流し、伊東さんやスタッフの方からお話を伺いました。
お年寄りの要望に対応
安心・安全・安寧な通所生活を
身体機能、健康状態に応じた
食事を提供
施設は築150年にもなる日本家屋を上手に利用し、重厚な趣がありました。また、庭も大変手入れが行き届いており、四季の移り変わりには色々な表情を見せて、利用者の方々を楽しませているであろうことが容易に想像できました。
利用者のみなさんは主に熊谷市にお住まいですが、出身は、それぞれ北は秋田から南は九州と全国にわたっています。提供する食事でも、例えば塩の使い方が違うなど、好みの味付けも十人十色で、バランスに苦労されているとの事でした。
デイサービスは在宅サービスの“スター”
楽しく運動!
介護予防体操双六(すごろく)
桃園内にある“蔵”多目的ルーム
今回は、利用者のみなさん、スタッフの方に交じって「介護予防体操双六」を体験させていただきました。
止まったマス目に合わせて歌ったり、隣の人と握手をしたり、肩の上げ下げをしたり、と楽しく運動になります。
「高齢になるにつれ、外出が苦になります。そんな中で、『今日デイサービスに行かなくちゃ』と思うところから始まり、途中、送迎の車に揺られるだけで(倒れないようにと)運動になり、施設では友達と会うことができます。デイサービスに出掛けることだけで目的の50%は達成しているともいえます。残りの50%の部分でいかに楽しんでいただくかを考えています。」という伊東さんのお話が、とても印象に残りました。
熱く、ときに冷静、パワフルな伊東理事長
伊東さん、兼杉さんから
お話を伺う院生の藤井さん
今回取材をさせていただいて、施設が地域の中にごく自然に存在し、そして共生していることを強く感じました。
伊東さんは、時には熱く、時には冷静にたくさんの貴重なお話を聞かせてくださいました。その独創的なアイデアとパワフルな行動力で、これからも地域の牽引役としてあらたな取組に挑戦し続けて欲しいです。
所 在 地 :
〒360−0802 熊谷市下奈良1507−1
T E L :
048−524−9507
H P :
http://hagusa-touen.jp/index.php
取材日:2011年12月22日(木)
担当:立正大学 社会福祉学部大学院2年 藤井 英悟
北部地域振興センター 担当 E・D
くまがやねっと なべさん
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