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2012年3月1日更新
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特定非営利活動法人 よもぎの会
安心して仲間と共に働き、楽しく過ごせる場所
よもぎの事業所 外観
「よもぎの会」(東原 美子 代表理事)は、平成20年3月にNPO法人化しました。
同法人は、「よもぎ野事業所」(就労継続支援B型事業所)を運営しています。障害のある利用者の方に就労の機会を提供し、また、生産活動を通じて、必要な訓練の機会を提供しています。
この日は、事業所を訪ねて、利用者のみなさんと一緒に作業を体験し、東原さんやスタッフの方からお話を伺いました。
仕事があって、みんなが頑張ってくれたらいい
カーテンレールの留め具はめ作業
26種類のブロックを
1つの袋にまとめる作業
まず、カーテンレールの留め具をはめる作業を体験しました。私たちが行うと、なかなかネジがはまらなくて手が痛くなるところを、利用者のみなさんは指さしをはめて素早く作業をしており、驚きました。
また、企業で新入社員研修用などに使用し、ごちゃ混ぜになっているプラスチック製のブロックを、26種類の色や形ごとに袋に分け直す作業も体験しました。(楽しい作業で人気があるようです。(^−^))
他にも、利用者のみなさんは、せんべいの袋詰め、空き缶をつぶすリサイクル作業、お歳暮前にはタオルをたたむ作業などを行っているそうです。
「仕事があって、みんなが頑張ってくれたらいい。」と東原さん。
母親的なやさしさと、代表としての厳しさと
7種類の味
よもぎ野“ふれあいせんべい”
東原さんからお話を伺う
院生の青山さんと山田君
事業所では、障害のある20〜68歳までの11名の利用者のみなさんが無理のない範囲で作業をしています。
東原さんは笑顔がやさしくて、暖かいお人柄の方です。事業所のアットホームな雰囲気を醸し出しているように感じました。
「これでも私がいるとシーンとなるんですよ。社会で大切なことや、良いこと悪いことをわかってほしいから、しっかり言うので怖がられているのかな。」と東原さん。利用者の中に息子さんがいるので、「つい母親的なところが出てしまう。」とも仰っていました。
みんなが休まず、楽しく通えて、毎日仕事ができることを願い、居場所づくりを続けています。
このような事業所がたくさんできて、障害を持っている人たちが、楽しく働くことができる社会になればいいなと思いました。
所 在 地 :
〒366−0041 深谷市東方3680-14
T E L :
048−598−6431
取材日:2012年1月19日(木)
担当:立正大学 社会福祉学部大学院 2年 青山沙友理
地球環境科学部大学院1年 山田 雅貴
北部地域振興センター 担当 K・D
くまがやねっと なべさん
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