くまがやねっとは、埼玉県熊谷市近隣の情報をお届けする非営利のコミュニティサイトです。
くまがやねっと NPO・ボランティア
みんなのコミュニティサイト「くまがやねっと」へようこそ!
HOME>NPO・ボランティア →お気に入りに登録する →お友達に紹介する




くまがやねっと情報局
くまがやねっと NPO・ボランティア
くまがやねっと NPO・ボランティア
2012年7月1日更新 →バックナンバー
今回のテーマ

特定非営利活動法人
障害者生活支援ネットワークYOUゆう


親から離れて青年として活動する場所

開級のあいさつ
 「障害者生活支援ネットワークYOUゆう」(志村允子代表理事)は、平成16年7月にNPO法人化しました。
 同法人は、「埼北障がい者青年学級『青い空』」を運営しています。障がいのある利用者の方々(学級生と呼ばれている。)の作業所以外での交流の場を提供するだけでなく、多くの学生ボランティアも参加し18年間も活動を続けています。
 この日は、青年学級の開級式を訪ねて、学級生の方々と一緒に活動し、担当の根岸さんからお話を伺いました。


教育の場としての青年学級

講師を招いての音楽会


開級式のひとこま
 学級生の方の開級のあいさつで開級式が始まります。
 講師の方がギターを鳴らすと学級生の方々は一斉に歌いだしました。歌詞もすっかり覚えているようで夢中で歌っていました。学級生の方々はいきいきとした顔をして、この時を待っていたかのように見えました。
 この場には根岸さんやヘルパーの方々はいますが、学級生のご両親は別室で座談会を開いています。学級生の方々は、ここでは補助の必要な障がい者ではなく、大人として扱われているのだそうです。
 「青年学級は福祉事業ではなく、大人としての教育の場です。」と根岸さん。


頑張るがテーマではなく、楽しむ

音楽会のひとこま



担当の根岸さんからお話を伺う
小澤さん、横山さん、五十嵐さん
 青年学級は、障がいのある15歳〜50歳くらいまでの学級生で構成されています。「今まで頑張れと言われてきました。でも誰でもつらい時には頑張っているし、改めて誰かが言う必要などはありません。」と根岸さんはおっしゃっていました。
 根岸さんは、開級式の間、学級生の方々を見守る優しい姿だけでなく、母としての強い姿も兼ね備えていました。
 「障がいを持っていても、自分たちに自信をもってほしいし、自分らしくあってほしい。」と根岸さん。学級生の方々に積極的に役割を割り振ることで、自分に自信をもって生きていってほしいと思っているそうです。
 青年学級では、一年を通して多くの活動が計画されており、学級生の方々は目を輝かせながら今までの思い出を話してくれて、こちらまでわくわくしてきました。
 今回の様々な場面での気づきを大切にしていこうと思います。


所 在 地 : 〒360-0816 熊谷市石原876-10
T E L   : 048-521-6425


取材日:2012年5月27日(日)
担当:立正大学     法学部 3年 五十嵐 里美
          社会福祉学部 3年 小澤 さつき
    ボランティア活動推進センター 横山 奈加子
     北部地域振興センター 担当 K・K

→バックナンバー


HOME Pageの上へ↑

みんなのコミュニティサイト「くまがやねっと」
Copyright© くまがやねっと. All rights reserved. サイトマップ お問い合せ くまがやねっととは?
運営会社:大和屋株式会社