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特定非営利活動法人 ひだまりの会
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ひだまり作業所 外観 |
「ひだまりの会」(清水 丈夫 理事長)は、平成21年12月にNPO法人化しました。
同法人は、「ひだまり作業所」(就労継続支援B型事業所)を運営しています。障害のある利用者の方に就労の機会を提供し、また、生産活動を通じ、必要な訓練の機会を提供しています。
この日は、作業所を訪ねて、利用者の方々と一緒に作業を体験し、施設長の清水チヨ子さんやスタッフからお話を伺いました。 |
スポンジ袋詰め作業 |
私たちは、スポンジ袋詰め作業を体験しました。特に難しかったことは、上下両方袋をたたむのですが、横でたたむとき、三角形を作りだすことです。不器用に三角形を作ってしまった私は、利用者の方に検品をお願いしたところ、気を遣ってくれたのか、「上手い」と褒められました。利用者の方と作業をしながら、いろいろ話し合って、とても楽しくできました。 |
午後2時の体操の様子 |
「作業に飽きやすい利用者さんでも良いところがあり、そこを伸ばせば作業に支障はありません。」と話してくれたスタッフ。
利用者の方の悪い面ばかりを見ないで、一人ひとりの良い面を見てその能力を伸ばすように働きかけることで、明るい雰囲気で、協調性の取れた作業ができているのだと思いました。 |
茎がジャムになるルバーブ |
施設内作業のほか、敷地内で育てているルバーブという植物の茎で作る「ルバーブジャム」や「リンゴジャム」が200円ほどで、とてもお手軽に買うことができます。
また、花や木の苗木を育て、学校や施設へ販売している活動と除草作業を定期的に行うなど、社交的な施設の姿に驚きました。 |
スタッフからお話を伺う取材陣 |
今後の活動を伺うと、「利用者さんを今後も積極的に受け入れていくこと」だそうです。「ひだまりの会」の利用者の方の印象は明るく、積極的なところです。
作業を通じて、利用者の方が作業に飽きないように体操を行い、良い面を見つけ、普段の生活に生かす働きかけをしている姿がありました。利用者の方とスタッフ、利用者の方同士の協調性ある施設であると思いました。 |
所 在 地 : 〒369-1203 大里郡寄居町大字寄居366-3
T E L : 048-586-1605 |
取材日:2012年6月20日(水)
担当:立正大学 社会福祉学部社会福祉学科2年 飯嶋 浩一
社会福祉学部社会福祉学科2年 渡辺 貴史
ボランティア活動推進センター 横山 奈加子
北部地域振興センター 担当 E・K
くまがやねっと みいちゃん |
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