田中哲夫理事長
創立当初からの教育理念は「元気はすべての源」です。
「園児も先生も元気いっぱい」をモットーにしています。
「遊んでいる中で自然と身につけること」を重要視し、
楽しみながらたくさんのことを学べるように工夫をしています。
「園児が、自分の好きなものを少しでも多く見つけるチャンスを作りたい」
といった想いがあるからです。
田中理事長は、
「幼稚園教諭・保育士として、大人の決まりやルールを守りながらも、
三歳の気持ちを持ったままでいることが必要だ」と言います。
こどもの気持ちを忘れてしまうと、
真正面からぶつかってくるこども達の気持ちは受け止められません。
「百歳になっても、三歳のこどもと真剣に遊べる“じいさん”になる」こと。
それが田中理事長の夢だそうです。
篭原若竹幼稚園では、
英語や運動、音楽に加え、パソコン教室など様々な教育を行っていますが、
特に英語教育では、イメージキャラクター『のこちゃん』が出演する、
独自に作成した教材ビデオを使っています。
歌やリズムに合せて、楽しく英語を身につけているのが特徴です。
英語教育の様子
『しつけ』にも力を入れています。
『ご挨拶運動』を実施することで、
園児達にとって元気よく挨拶することが当たり前となりました。
また、先生の話を聞く時は、
背筋を伸ばして『話を聞く姿勢』を徹底しています。
こういったことは、家庭でもできていなくては意味がありません。
そこで、保護者向けの手紙に『しつけ』についてのコーナーを設けることで、
家庭でも実践するように促しています。
入園当初は先生の言うことをなかなか聞かなかった園児達ですが、
1年も経たないうちに姿勢正しく椅子に座り、
静かに先生の話を聞くようになりました。
給食の配膳も園児達が行い、
廊下ですれ違う先生方や来客の方にも元気に挨拶をするなど、
礼儀正しい姿が印象的です。
先生の説明を聞く園児達
給食の配膳の様子
先生に挨拶をする園児達
先生方が特に気をつけているのは、
「園児達の安全」はもちろん、
「大人がこども達の限界を決めつけない」ことです。
少しハードルを上げることによって、
できたときの達成感と、さらに上へ進む意欲を与えられるようにしています。
また、園児達が自分で考え、
判断して行動を起こせるように声掛けをしています。
自主性を持つことは、大人になる上でとても大切なことです。
篭原若竹幼稚園では、園児達の自主性を育てる手助けをしています。
ここを巣立った子供達が、将来どのように活躍するのかが楽しみです。
写真提供:篭原若竹幼稚園
園児達と“のこちゃん”
また、篭原若竹幼稚園に隣接する篭原のこキッズ保育園では、
熊谷市で唯一の『病後児保育』を行っています。
「こどもが病み上がりで心配だけど、仕事があって面倒が見られない。」
といったご家庭の為に、病後児用の保育室で預かることができます。
熊谷市在住のこどもであれば、生後6カ月〜小学3年生まで、
若竹学園の園児でなくても利用することができます。
病後児保育専門の看護師や保育士がいるので、
安心して預けることができます。
園児達が楽しみながら、色々なことを学ぶことができる幼稚園ですが、
保護者にとっても、子育てしやすい環境を提供してくれる幼稚園ですね。 |