大久保 善晴園長
さいわい保育園は、平成24年4月より民営化され、
社会福祉法人永寿荘が運営を引き継ぎました。
それに伴い、園舎も新しくなったばかりの保育園です。
外観は、とても近代的で、一見保育園に見えません。
保育園内もとてもおしゃれなデザインです。
エントランス 玄関ホール
保育園内
3階には本格的な茶室があります。
最近は、和室がない住宅が増えてきたので、
和室で過ごしたことがない園児が多くなりました。
中には、スリッパを履いたまま、畳に上がってしまう園児もいると言います。
そこで、和室での過ごし方を覚えてもらおうと設置しました。
また、この茶室では、園児向けの茶道教室や華道教室を行っています。
園児たちには難しそうに思いますが、
先生の見様見真似で、しっかりと作法ができています。
園児たちは、茶道や華道を通して、マナーや心遣いなどを学んでいます。
茶道教室を楽しみにしている園児もいるようです。
茶室
2階と3階のベランダには、『ネット遊具』があります。
3階ベランダの床に1人入れる程度の穴があり、
ネットを伝いながら下の階へと移動できるアスレチックのような遊具です。
全身を使った遊びができるので、ちょっとした運動には良いですね。
また、学年が違う園児とのコミュニケーションもとれ、
他の園児を気遣うことや、
ルールを守ることも身につけているそうです。
ネット遊具
続いて、園庭です。
さいわい保育園の園庭には砂場しかありません。
これは、敷地が狭かった為に遊具が置けなかったからではなく、
敢えて遊具を置かなかったのです。
遊具がないからこそ、園児たちは自分で遊びを考えようとします。
園児達の創造力や自主性を高めているのです。
園庭
大久保園長の夢は、2つあります。
1つ目は、
「子どもたち、保護者様はもちろん、
地域の人たちにも愛される保育園にする。」ことです。
夏祭りなど、保護者の方や地域の方をお招きして、
皆が楽しんでもらえるようなイベントを計画しています。
2つ目は、 「子どもたちが、未来に対してわくわくするような夢を描いてほしい。」こと。
「最近は子どもたちが夢を描きにくい世の中になってしまいました。
何かに特化するのではなく、色々な機会を与え、
子どもたちの可能性を広げたい。」と、
大久保園長は語ってくれました。
園児やその保護者の方だけでなく、
地域の方々へも『夢』をあたえる保育園です。
園児たちが大きな夢を抱いて成長する姿が楽しみですね。 |