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学校法人敷島学園
狭山ヶ丘幼稚園 |
今回は、東京都東大和市にある狭山ヶ丘幼稚園をご紹介します。
あの有名な『トトロ』のモデルとなった『トトロの森』と同じ里山にあるため、
豊かな自然に囲まれた幼稚園です。 |
<教育目標> |
狭山ヶ丘幼稚園では次のことを園の教育目標にしています。 |
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『元気な人になりましょう』 |
・心身ともに健康な子ども
・積極的に活動できる子ども |
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『やさしい人になりましょう』 |
・相手の気持ちがくめる子ども
・自然に関心のある情緒豊かな子ども |
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『かしこい人になりましょう』 |
・創造力豊かな子ども
・けじめのある行動がとれる子ども |
<大自然に囲まれた幼稚園> |
狭山ヶ丘幼稚園では、四季の移り変わりを肌で感じることができます。
園児達は昆虫採集をしたり、ドングリを拾ったりして、自然とふれあいながら過ごしています。
園舎は山の斜面を利用して4棟建っていて、入口から一番上の園舎までは高低差が30mもあります。
一番上まで行くのに息が上がってしまいそうですが、園児達は少しも疲れることなく一番上まで駆け上がっていくので驚きです。
敷地内には大きなアスレチックや広々としたグラウンドもあります。
園児達は毎日遊びながら自然と足腰が鍛えられ、体力づくりができています。 |
大自然に囲まれた敷地内 |
大きなアスレチック |
広々としたグラウンド |
遊び場 |
秋にはたくさんのドングリが落ちています。 |
<相手の立場を考える> |
先生は、園児達が『相手の立場を考える』ことができるような接し方をしています。
園児達が生活している中で感じた、「かわいい」「キレイ」「楽しい」「嫌だ」などの気持ちを、他の園児達に『伝え』、それをみんなで『共有』します。
例えば、園児達がケンカをしている時は、両者から話を聞き、それぞれに伝えます。
相手の気持ちが分かった園児達は、「どうしたら良いのか?」をお互いの立場になって考えることができます。
そうすることで、園児達は相手の立場になって物事を考えられるようになり、相手に気遣いができるように成長するそうです。 |
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教室内の様子 |
自分の考えを相手に分かるように伝えるのは、大変難しく、大人でもなかなかできません。
幼い頃から自分の気持ちをしっかり伝えられ、さらに相手の気持ちも考えるということはとても重要なことです。 |
<新しい園舎> |
狭山ヶ丘幼稚園では、現在園舎の改築工事が進められています。
先日第3・第4園舎の改築工事が終わり、今は第1・第2園舎の工事が始まった所です。
四季折々の草花の色が映え、落着きがあるデザインの新しい園舎は、 園児達のことを考えて検討されました。
雨水を再利用し、LED照明を取り入れるなど、環境に配備したつくりにもなっています。
そして教室内は、すべて木を使うことにこだわりました。木のフローリングや壁、天井に囲まれて、園児達は木のぬくもりを感じながら、毎日のびのびと過ごしています。 |
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また、今回園舎の改築工事に伴い、幼稚園の看板も新しく設置されました。
大きな木がモチーフとなり、たくさんの動植物のオブジェが色々な所にちりばめられています。
看板を見ただけでも、自然と共にある幼稚園であることが伝わってきます。
すべての工事が終わり、新しくなった狭山ヶ丘幼稚園を見るのが楽しみです。 |
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狭山ヶ丘幼稚園の園児達は、遊びながら、たくさんのことを体験しています。虫を捕まえたり、きれいな草花に感動したり、友達とケンカしたり、笑いあったり、その内容は様々です。
園児達はそのような体験を通して、毎日新しいことを発見し、学んでいます。
大自然の中で、自然との関わりと人との接し方を教えてくれる狭山ヶ丘幼稚園でした。 |
学校法人敷島学園 狭山ヶ丘幼稚園
〒207-0005 東京都東大和市高木1-87
TEL042-562-0661 |
取材日:2012年11月20日/取材記者:おばらん |
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