最近マスコミが「2007年問題」として、面白おかしく取り上げれている団塊の世代。その団塊の世代の名付け親が、またまた団塊の世代を材料にして書いた本。
前著「団塊の世代」と併せて読まれると、著者の先見力に感心すると同時に、新著の予測に大きな期待を寄せること請け合いです。
マスコミが取り上げる2007年問題は、経済の衰退につながるとか、年金財政、医療保険の破綻につながるとか、更に熟年離婚が増加するとか暗い面を強調し過ぎる傾向があります。
著者が予測する団塊の世代が、新しい労働力、新しい市場、新しい欲求が新しい文化を創るという指摘に、大賛成です。団塊の世代の応援歌を心地よく聞きました。 |